カルピスの原液を買うと人生の無常観を味わえる。
家で作るとどうしても店と違う味になりますよね。やっぱり水が違うから?
こんばんは。
博士です。
先日、冷蔵庫の容量UPした旨を記事にしました。
それでスーパーに行くとカルピスの原液が目に付きました。
「そういえば原液って自分で買ったことないな」
お値段は278円で5倍に薄めて飲むそうです。
詳しく計算していませんがペットボトルを買うよりは安そうですね。
原液も瓶じゃなくて今はプラスチックなんですね。
※単品を探すと明らかになりすまし業者にぶつかります。
定価の倍以上の値段で評価★5。恐ろしい世界です。
このリンクも本物かわかりません。
いやカルピス自体は大人になってからも飲んでいるんですよ。
ペットボトルとか漫画喫茶のフリードリンクとか。
ジュースほど甘くなく、お茶ほど穏やかでもない。
この何者にも代用できない独自ポジションと味。
いつでもどこでも手に入るようにしている企業努力。
アサヒ飲料(株)さん。
ありがとう。
それでお家に帰ってから早速作ってみます。
もちろん軽量なんかせずに目分量です。
微妙に薄い。
そこで原液を足して。
混ぜて。
まぁこの辺が落としどころかな。
ここに無常を感じました。
なんだろう。
子供の頃は原液を多めに入れて、濃かったとしても気にせず飲んでいたんですよ。
経験を積んでしまうとこういう思考が顔を出します。
「日頃飲んでいる濃さが企業の出した最適解」
「ここを濃度基準点として調整」
「濃すぎた場合に水で調整するとグラスから溢れる。
薄目で作り、原液投入が合理的」
えーと。
『波よ聞いてくれ』の最新刊でですね。
ヒロインのラジオDJが宗教団体に放送を強要されるんです。
それでホットカルピスの濃さで懐具合を指摘する。
ちょっとしたシーンなんですが深いなと。
ほら、友達の家で出されたカルピスが薄いとしますよね。
子供の頃は「薄いな」以外の感想はないじゃないですか。
でも大人になると
「歓迎されていないのかな」
「母親はケチなのかな」
「味オンチ?」
色々な考えが浮かぶわけです。
しかし大人になるということは十分な経験を積むという事。
パターン学習で対策が練れてしまう。
でも失敗しなくなる理由の本質は別です。
新しいことに挑戦しなくなるからです。
もちろん他のパターンで比較できるから子供と比べたらミスは少なくなりますよ。
でも新しい事に挑戦したら絶対に試行錯誤することになります。
それができなくなるのは億劫だからですね。
精神か肉体が摩耗していくんですよね。
生きるってそれだけで疲れます。
劇的なことが起きないという「安心」。
これも素晴らしい事です。
でも安心も長く続くと「退屈」になります。
「衣」「住」の変更は物によっては結構大変です。
基本的に組み合わせという概念があるからです。
「食」は基本的に消費財の性質がありますし単価も安い。
そういった意味で「食」をいつものルーチンから変えてみる。
これは「退屈」しないために、良い習慣ではないでしょうか。
途中まで「無常」を感じていたはずが前向きな見解になってしまいました。
まぁ来年100周年を迎えるカルピスって偉大というお話です。
ちなみに今回も広告依頼などは一切、頂いておりません。
2杯目は氷を入れて楽しみましょう。
先ほどの濃度から逆算して氷分も計算にいれて。
薄いな。
このままならなさが人生の面白さです。
では、おやすみなさい。
梟茶房案内所
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