電子レンジで一人鍋。第4回はすき焼きに再挑戦！

「食」の応用編。『すき焼きの本質』とは何か知っていますか。

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[人物紹介　●:(メン)フクロウ博士　○:ミミズク]

〇もう応用編！
●食全般ではなくあくまですき焼き限定。
　ただし応用するとは何かを考えてもらいたい。
　この考え方ことこそが衣食住の質をあげるヒントになっている

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以前のエントリで簡易版のすき焼きを作りました。

しかし2点気になった点があります。

1点目はすき焼きのタレがかなり余ったことです。
200g入りで1回100g使ったから2回しか使えない。
頻繁に食べるわけではないですが煮込んだタレを捨てるのはもったいない。
元々濃い味付けだから煮なくても絡めるだけでいけそうだ。

2点目は白菜・舞茸・厚揚げを使いましたがあんまり活躍していなかった。
濃い味付けで煮てしまうと味は似たり寄ったりで正直肉の箸休めになっていない。
そもそも白菜は他の料理と兼用の為選んだだけでやっぱり野菜はネギがいいな。
癖が強い野菜ならタレの濃さに負けない。

となると牛肉とネギだけのすき焼きでいいな。

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考え方が魯山人風すき焼きだと気付きました。
※使う素材は牛肉・ネギ・豆腐だけで出汁で食べる。
　要は具材を極限まで活かしたすき焼き。

僕は関東風の濃い味のタレが「すき焼き」を食べている実感があるのでそうします。

調理工程は簡単。

【材料】
牛肉　100g
ネギ　1本
すき焼きのタレ　50g（前回は100g）
生卵　1個

『電子レンジ用ラーメン容器』にネギをキッチンはさみで3cmくらいにカットし入れる。
すき焼きのタレ50gを箸で絡めてレンジで2分。

最後に生肉をすき焼きのタレで絡る。

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レンジで1分。 f:id:owl296380:20171212203550j:plain

完成！

うん想定通りタレは少なくても美味しいすき焼きになっている。

うま味の抜けていない牛肉をすき焼き味のタレで生卵を絡めて食べるというポイントを押さえれば満足できる。
ネギ1種類でも十分箸休めになる。
タレの無駄もほぼない。

検証完了。
問題解決。

この料理を『すき焼きの本質』と名付けます。
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〇ついにオリジナルレシピに手を出した！
●ポイントはそこじゃない。
　例えば家族や恋人や友人や上司に料理を振る舞うとするじゃん。
〇はい。
●自信満々にこういうの。
　「『すき焼きの本質』ってわかります？
　　これからお見せしますよ」
　それで今回の料理を出して『すき焼きの本質』っていう料理名なんだよーって。
〇何それ
●『すき焼きの本質』って調理という技術がほとんどいらない。
　使うのはキッチンはさみでネギを大雑把に切るくらい。
　通常なら具材で煮込み時間や切り方・配置を計算にいれないといけないけどそれすらない。
　しかも味は肉のグレードで決まる。
　日頃料理をしない人でも相手から一本取れる料理なのさ。
〇魯山人風すき焼きと『美味しんぼ』のしゃぶスキーと関東風の味付けで話のネタになりそうですね。
●料理下手とか相手を驚かせたい人は是非試してください。
　まぁ他に常備菜やお酒とかも用意しないと飽きるかもしれないけど。
　自分一人用の料理を作って訓練し来るべき時の準備にもなる。
　それが「食」を知る意味なのです。
　そうすれば海原先生も一杯やりながらこう言ってくれます。