『刃牙』で学ぶ食事には3つの系統があるという事実
食事中に何を考えていますか。考え方1つで食事はもっと意義のある時間になります。
[人物紹介 ●:(メン)フクロウ博士 ○:ミミズク]
○前回『美味しんぼ』で説明するみたいなことを…
●書いてくうちにやっぱり刃牙かなと。
料理漫画でもないくせに料理漫画より食事シーンがおいしそうという。
また哲学があるのさ。
主人公の刃牙が地上最強の親父とはじめて食卓を囲んでさ。
パックの「めかぶ」を出して保存料とか入ってるって後ろめたそうにするわけさ。
そうしたら親父が
「毒も食らう 栄養も食らう 両方を共に美味いと感じ 血肉に変える度量こそが食には肝要だ」
勇次郎のこのセリフを聞いたとき不覚にもグッと来た。
夜叉猿の生首パクパクして遊んでた勇次郎のくせに。
○黑歴史だから忘れてあげましょうよ
●いやまさか刃牙でこんな料理哲学を聞くことになるとは。
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①栄養補給
生きていくうえで必須。味は二の次というもの。
アスリートの食事など。
②芸術鑑賞
楽しむためという娯楽性・趣味性が高いもの
一般には店で出される食事。
③相互理解
他人とするときの食事です。
この漫画だとあまり出てきません。
大切なことは目的に応じて使い分けることです。
デートしている最中に相互理解よりも芸術鑑賞を優先したら間違いなく振られます。
栄養補給目的で芸術鑑賞の3つ星レストランに入るのは料理人に失礼です。
特に②③且つ店や気心の知れていない相手の場合は
マナーが必要になってきます。
それはテーブルマナーやドレスコードと呼ばれます。
例えばテーブルマナーなら「マナー 和食」「マナー フレンチ」などで検索をかければ出てきます。
しかしマニュアルを読んですぐできるようにはなりません。
生きてく上であれば①だけで構いません。
ですが②や③を理解すれば人生がずっと豊かなものになります。
その為に「衣」「住」も必要になります。
この考え方が「食」の基本です。
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●一応紹介しとくか
○なんで嫌々なの
●いや語るときはちゃんと語りたい。
おそらく僕は日本でも数少ない『美味しんぼ』全巻読破者だから。
○たしかに途中脱落しやすい漫画ですね。
1話完結で入りやすく抜けやすいですし
●離れた人の為に大雑把に流れを教えておこう。
50巻くらいで山岡さんと栗田さんが結婚します。
100巻くらいで山岡さんと雄山が和解します。
○良くも悪くも料理漫画の金字塔ですね。
●全ジャンルやりつくしている感があるんだよね。
究極のオールラウンダーというか。
1芸で戦うなら『美味しんぼ』より上の作品もあるけど。
ハッタリなら『包丁人味平』
アイデアなら『ミスター味っ子』
人情話なら『ザ・シェフ』
文学系なら『孤独のグルメ』
熱さなら土山しげる先生って感じかな。
あとはジャンル特化系の『神の雫』とか。
○ジャンプの『食戟のソーマ』は?
●読んでいるけど個人的にはあんまり。
養殖物の鯛って感じ。
○意味わからん
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