そもそも人間は服が好きじゃない。なぜなら服は野菜だから

スタイル編第2回。『美味しんぼ』で服に興味がない男性がいる理由がわかりました

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[人物紹介　●:(メン)フクロウ博士　○:ミミズク]

●『美味しんぼ』のサラダ編で「人間は本来野菜が好きじゃない」という結論に達していた。
　だからドレッシングなどで味付けしないと大量に食べられないと。
　これ読んですごい得心して服の本質かなと思った。
〇たしかに茹でただけとかだときついですね。
　あっスイカとかトマトは？
●その辺は糖度が高いからフルーツに近い。
　まぁ野菜かフルーツかはいいとして子供って野菜嫌い多いでしょ。
　でも大人になるほど苦味とかをうまいと感じるようになるわけさ。
　※舌の味蕾が成長とともに減少するのも原因です
　つまり反復練習で技術を習得しているのに近い。
　それで服なんだけど本来は布を体に巻き付けるのは邪魔なんだよ。
　ケガして絆創膏した時、最初は違和感があるけど次第に気にならなくなる。
　生まれたときからそう訓練されているから気づかないだけで。
〇食事なら嫌でも訓練させられるってことですか
●そうなんだ。
　ところが男性って
　・小学校は親
　・中高は制服
　・大学は個々人による
　・社会人でスーツ
　・結婚後は嫁任せor関係ない
〇勝負は大学ですか？
●ここで大学に行く人は訓練期間になるね。
　もちろん大学に行かない人や必要性がなければ習得はできない。
　女性がお洒落なのは周りがお洒落だから嫌々でも習得せざるを得ないから。
　それと技術は継続しないと忘れる。
〇でも自転車とか久しぶりでも乗れますよ
●はじめは違和感があるはず。
　でも一度技術を習得すれば思い出すのは容易。
　それでいつ習得するのかという話なんだけど…
　（チラッ）
〇「今でしょ」とか言いませんよ。
　完全に流行遅れで僕がサブい奴になるじゃないですか
●チッ。
　まぁいつからでも始められるからこそ今から始めましょう。
　まとめます。
　・人間はそもそも服が嫌い
　・嫌いでもお洒落な人がいるのは野菜のドレッシングに該当するものを見つけたから。
〇ドレッシングって
●「異性にもてる」「着心地がいい」「周りからの評価が上がる」「仕事を有利に進められる」「合理的」
　こういう体験をしないと服を着ることに価値を見いだせない。
　アパレルの人が素人相手に服を売るときはこの事を思い出した方がいい。
〇全然まとまっていないじゃん
●服をきちんと着る意味はこのエントリとかで再確認。

〇このエントリ読まないと？

●ほい

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●間違えた。

　こっち

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〇同じじゃねーか！

●恐ろしいのはこれがコラ画像じゃないこと

〇明らかに恣意的な画像抽出ですよね

サバイバル　1巻

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●ちなみに人間が好きな物は「人間」です
〇えっ博士明らかに人間嫌いでしょ。
　どの口でそんな偽善的なセリフを。
●君はそんな風に僕を見てたのか。
　まぁそんなポエミーな話ではありません。
　人類の生存戦略がグループを作るということだから本能が求めているという話。
〇引きこもりは？
●彼らはネット大好きでしょ。
　文明の利器を利用して人とつながっている。
　本やゲームなど文明を間接的に社会（他者）とのつながりを感じさせる。
　だから耐えられる。
〇引きこもりを直したかったら戸塚ヨットスクールじゃなく無人島に捨てればいいんですね
●いやほとんどの人間は孤独とか能力不足で耐えきれなくて死ぬ。
　それで1人でも生き延びる人間がごくまれにいる。
　これを僕は「超人」と定義している。
　というわけで次回のスタイル編は「服を必要としない超人」についてです。
〇どんどん実用的な服の話題から遠ざかってますよ
●大丈夫これが伏線になっているから。
　服だけに。
〇まったく信用ならねー