スリムホットプレートで本当に美味しいステーキを焼く。
『美味しんぼ』と『ミスター味っ子』に学ぶステーキの調理方法。
こんばんは。
博士です。
前回は山善のスリムホットプレートを手に入れたのでステーキを焼くと予告しました。
そこで漫画好きな方ならこう思ったはずです。
この話では鉄板焼きへの指摘があります。
重要なのは肉を焼くときに鉄板で温め続けると、焼き加減を聞いた意味がないということです。
解決策として鉄板上ではなく温めた皿の上に出すことで解決しています。
最近の鉄板焼き屋は大体、皿で出してくれると思います。
絶対に『美味しんぼ』の影響ですね。
さて、ここで重要なことです。
以前の電子レンジステーキで満足感に乏しかった理由は何か?
問題は焼き方ではないと分析しました。
メイラード反応だ、専用オーブンだ、低温調理だ。
プロの料理人達が忘れていることがあります。
ステーキの構造上の欠陥は、食べている最中に冷めてしまうということです。
下に焼き野菜を敷き詰める。
皿を温めておく。
量を少なめにする。
大体の店がこういう対策をしていますが、ステーキって終盤は序盤ほど美味しくないんですよね。
それくらい温度って重要な要素です。
この問題自体は30年以上前に解決しています。
ミスター味っ子では鉄板に突起を付け、中に温石を入れて置く。
これで肉の天才・小西を降したのです。
味皇料理会の主任軍団が弱すぎる説もありますが。
要は食べる寸前に再加熱できればいいわけです。
これを大真面目に再現しているチェーンが「ステーキガスト」です。
肉の品質はそこそこでも一切れ毎に熱い状態のステーキが最後まで食べられます。
流行の「〇きなりステーキ」よりよっぽど気の利いた店なのですが、知名度は大きく劣ります。
これ以外にも「ステーキガスト」は工夫の塊なので気になる方はどうぞ。
まとめるとホットプレートを用意しておけば、最後の1切れまで温かく食べられます。
お店で出てくるようなステーキ専用の鉄板は家庭では持て余します。
ホットプレートなら応用も利き、片付も楽です。
料理開始。
常温に戻した250グラムほどの牛肉。
塩・胡椒は焼く寸前に振りかけます。
まず乾燥ガーリックをオリーブオイルで炒めます。
理由は牛脂をもらい忘れたからです。
毎回、このミスをします。
付け合わせに冷凍食品のキノコミックスを炒めます。
焼きます。
片面1分づつ。
鉄板の電源を落として蓋をして1分加熱で完成。
ミックスベジタブルで彩りも追加しました。
ミディアムレアになっています。
調味料も大量に用意しました。
味のバリエーションを増やせるのは、お家ステーキの醍醐味です。
ホットプレートで適時、加熱して最後まで美味しく頂けました。
今回は大成功です。
このホットプレートはステーキを焼くのに最適なサイズなことも実証。
次回以降は他のメニューも検証していきます。
では、おやすみなさい。
梟茶房案内所
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