日本人が安楽死する方法。それはスイスへ向かう事。
世界最高の長寿大国日本。しかし安楽死は認められない国です。
安楽死に一石を投じる男
気になるニュースがありました。
104歳豪科学者、スイスの専用診療所で安楽死 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
安楽死したのは、豪西部パースのエディスコーワン大学名誉研究員の植物生態学者デビッド・グドール氏。重い病気はなかったが、ここ数年、視力低下など体の衰えが進んで「生活の質」(QOL)の低下を感じ、「生きたくない」「野外調査に出られない」と周囲に漏らしていた。
件のグドール氏ですが安楽死システムが議論されるようにインタビューなどを受けています。
オーストラリアでは現在、安楽死が認められていないため、安楽死を含む自殺ほう助が合法化されているスイスに今月初めに渡った。地元メディアによると、グドール氏の希望を受け、安楽死の処置中には「歓喜の歌」で知られるベートーベンの交響曲第9番の演奏を流し、曲が終わる頃に息を引き取ったという。死の直前には「やったことに決して満足はしていないが、最善を尽くした」との言葉をのこしたという。
なんて格好セリフ。
CNNのインタビューでこう語っています。
「フィールドワークが私の人生だった。だがもうフィールドへ出ることはできない」
「もう1度、草原を歩き回って、周囲を見渡すことができたら、どんなに素晴らしいだろうと思う」
「まだ小鳥のさえずりを楽しむことはできるが、視力の低下が深刻な妨げになる」
納得できる理由ですね。
「病気とかの苦痛以外は論外」「残される遺族のことを考えろ」みたいなタイプの人にはこの記事は役に立ちません。
ただ自分の人生の幕引きを選べるやり方というのは気になります。
そもそも日本人って安楽死できるのか気になって調べました。
日本人が安楽死できるのは世界でスイスのみ 相場は約150〜200万円 - ライブドアニュース
簡単に見つかりました。
■外国人が安楽死できる国はスイスだけ
しかし、海外からの希望者への安楽死は行っていない。安楽死を法的に認めている国のうち、外国人が安楽死できる国は、世界でスイスしかない。
スイスには安楽死を行う団体が複数あるが、日本人が安楽死を望む場合、外国人の受け入れ態勢が整う団体は、私の知る限り2つだけだ。スイス最大規模の「ディグニタス」か、ここ数年で知名度や実績を上げてきた「ライフサークル」である。
なお、安楽死といっても、スイスでは医師が直接、手を下すことは禁じられている。患者が苦しまない方法で自殺を遂げることを、医師が助けるといった「自殺幇助」が認められている。点滴やコップに注がれた致死薬を患者自らが体内に注入して逝くという方法である。
お値段は滞在費込みで200万円。
無理な金額ではないですね。
ところが厄介なのがもう1つ。
■費用とは別のハードルは「語学力」なお日本人がスイスで安楽死を行うためには、費用とは別のハードルがある。「語学力」だ。
団体側は、申請者が死期を早めたい理由を慎重に診断する。具体的には、患者が耐えがたい痛みを抱えているか、その痛みは永続的なものか、などである。失恋や望まない形での退職といった一時の精神状態では安楽死は認められない。
また、死期を早めたい理由について、本人が英語もしくはドイツ語で説明できなくてはいけない。経済的余裕があっても、語学力がなければ、「安楽死」を選ぶことはできない。これも一つの現実である。
英語かドイツ語って。
これ通訳とか機械翻訳とかダメなんですかね。
ちなみに死ぬ時の具体的な方法はこちらから。
CNN.co.jp : 104歳科学者、10日に安楽死へ 「死を歓迎」の心境語る - (3/4)
10日には、致死薬のペントバルビタールナトリウムで満たした静脈注射の針を医師がグッダルさんの腕に刺し、グッダルさん自らが投薬を開始する。
自分でスイッチ的なものを押す必要があると思われます。
『天』のアカギシステムですね。
安楽死は選べない
ここは自殺大国日本。
首都圏では毎月のように電車に飛び込む人がいます。
遺族に賠償責任が生じるしサラリーマン達を阿鼻叫喚。
巨大質量の電車が時速60kmでぶつかれば間違いなく死ねます。
富士の樹海や高所からの落下。
この国で自殺しようとすると事後処理で周りに迷惑をかけます。
死ぬ方からしたら知ったこっちゃないのかもしれませんが警察や清掃業者は一苦労です。
なにより自殺失敗時に障害を負うというリスクもあります。
つまり自分の意思で確実に死ねる手段がないことが問題なわけです。
世界で最初に超高齢化社会に突入すると思われる日本。
国には早く安楽死システムを導入してもらいたい。
どうしようもなくなった時に自分の意思で綺麗に幕が引ける。
そういう権利も人間には許されるべきです。
身辺整理から
さてようやく本題です。
安楽死は望み薄ですが人間いつ死ぬかはわかりません。
今回の記事は別に自殺を推奨するものではないのです。
そして自殺でなくても死んだあとに周りに迷惑をかけないようにしなくてはなりません。
死亡後に一番問題になるのが遺品です。
何も考えずに生活していると部屋は汚くなってしまいます。
ここまで綺麗にしていると自殺を目論んでいると疑われます。
もしくはミニマリスだと思われます。
これくらいで十分です。
毎日快適に過ごせる最小分量を自分なりに見極める。
自分の住む場所は生活の拠点です。
いつ死んでもいいように整えておくことが幸せな人生につながります。
やり方がわからない人はこの記事の「住」編を読みましょう。
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