ズボンにお金をかけなくて良い理由と選び方

今回でズボンの最終回です。一気にメンテナンスまでやります。

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[人物紹介　●:(メン)フクロウ博士　○:ミミズク]

●前回でベージュのテーパードのチノパンを買うところまで決まりました

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〇それでお金をかけなくて良いということでしたが…
●色んな人がどこにお金をかけるのか論じています。
　僕の見解はこう。
　素材と複雑さで金額がわかる。
〇？？？
●一つは素材。
　ウールや革は綿ほどメンテナンスや生物を原料とすることで一般的なものではない。
　安物だと化学繊維や合皮を使用してごまかすことができる。
　それに比べて「綿（コットン）」はどんな服屋でも使用する。
　普及しているものは一般に値段が安くなる。

　もう一つは複雑さ。
　シャツやパンツよりジャケットや靴の方が構成パーツが多い。
　また素材もウールや革など加工が難しいものが多く用いられる。
　作成難度が上がるので人件費もかかる。

　そういう理由で綿製のシャツやチノパンは安価な素材と構成パーツの簡単さで値段がわかりにくい。
　反対にジャケットや靴などは価格差が表れやすいのでお金をかけた方が良い。

　ベルトは素材は高く複雑さないので価格はその中間で。

　ちなみに時計については別の機会に。

〇とりあえずシャツとパンツは安物で良いと
●無印やユニクロなど安価なブランドで十分です。
　お金をかけられる人は雑誌でブランドなど調べてみましょう。

～幕間～

●チノパンにも2種類あります。
　一つはジーンズなどとおなじカジュアルタイプ。
　もう一つはスーツのパンツと同じスラックスタイプ。
〇どちらを選んだ方がいいの？
●ライフスタイルによる。
　休日感を出したいのならカジュアルタイプ。
　仕事や高いお店などに行くことが多いならスラックスタイプ。
　基本６アイテムではスーツに近いドレスアイテムを多く使っているので僕はカジュアルタイプを選んでいる。
　さらに上品にしたいときは別のスラックスを使っている。
〇見分けるコツは？
●パーツから説明するね。

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　重要なことは「クリース」というズボンの折り目。
　これがあるとスラックスタイプと思われるのでまずは「クリース」がないものを選びましょう。
〇これだけでいいの？
●あとはターンナップ(ダブル)という折り返しもカジュアルでは不要。
　あとベルトループは必須です。
〇ズボンの折り返しって「ダブル」なの？
●そうだけど
〇ヒソカに負けちゃうの？
●ハンターじゃねーよ

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①選び型
　ここまでの内容でまとめます。
　素材：綿（コットン）100％
　色　：ベージュ（自分の肌の色より薄いか濃い）
　型　：テーパード（腰から裾に向かって細くなる形）
　店　：ユニクロでも無印でもお好きなところで
　値段：3000～5000円くらい

②サイズ選び
　腰骨の上にベルトループが来てちょうど良いサイズになることです。
　お腹が出ている人はウエストのサイズで選ぶと又上部分が長くなります。
　結果的に股下が短く見える弊害があります。
　もし太りすぎたり痩せすぎたりしている場合はスラックスタイプを選びウエスト部分を調整することができます。
　購入店かお直し屋で行えます。

　また裾直しでくるぶしの下の長さに丈も調整しましょう。

③着こなし
　大切なことは１つだけです。
　ポケットに財布やスマホなどをいれない。
　これをするとズボンにスレができ形も崩れますので服飾に詳しい人間はやりません。
　ジャケットの内ポケットかカバンを持ちましょう。

④メンテナンス
　洗い方はシャツと同じです。
　可能であれば手洗いで面倒なら洗濯ネットにいれて洗濯。
　よほどの汗かきでない限りはシャツみたいに毎回洗う必要はありません。
　薄い生地だとシワができやすいので厚めのハリのあるコットン生地がお勧めです。

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〇ポケットに物を入れてはいけないの？
●服の着方をわかっている人間はやらない。
　その人のスタイルがあるから全否定はしないけど。
　最悪なのがこのタイプ

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